【建設業の利益改善】勇気を持って「断る」が正解?忙しいのに儲からない会社が陥る「低採算案件」の罠

 

社長、毎日の現場作業、本当にお疲れ様です。

4月も下旬に入り、ゴールデンウィーク前の追い込みで現場も一段と慌ただしさを増している頃かと思います。

連休を目前に控えても休む間もなく、最前線で指揮を執る社長の皆様には本当に頭が下がります。

 

現場で汗を流す中で、ふとこんな不安に襲われることはありませんか?

 

「仕事がないよりはマシだ」  「職人を遊ばせるわけにはいかないから…」

 

そう自分に言い聞かせて、赤字ギリギリ、あるいは「少し持ち出しになるかもしれない」とわかっていながら、

安い金額で仕事を受けてしまう。 大手ハウスメーカーの現場監督として18年間、数多くの施工店様を見てきた私には、

その痛いほどの責任感と焦りが手に取るようにわかります。

しかし、厳しい現実をお伝えしなければなりません。

売上は立っているのに手元に現金が残らない最大の原因は、実はその「低採算案件」を抱え込んでしまっていることにあるのです。

 

 

最近、私のもとにご相談に来られた売上1億円規模の会社様の実例をお話しします。

その会社は、社長も職人も毎日休みなく現場を飛び回り、傍から見れば「とても繁盛している会社」でした。

しかし、決算書と工事台帳を紐解いていくと、恐ろしい事実が発覚したのです。

売上の半分以上を占めていたメイン事業が、実は利益を全く生んでおらず、

他の現場で稼いだなけなしの利益を食いつぶしている状態(低採算)だったのです。

低採算案件の恐ろしいところは、利益が薄いことだけではありません。

社長や職人の貴重な「時間と体力」を容赦なく奪っていくことです。

 

安い仕事で予定がパンパンに埋まっているため、いざ「利益率の高い優良案件」の相談が来ても、

「今は人がいなくて受けられない」と断らざるを得ない。

これが、忙しいのに儲からない会社が陥る「悪循環」の正体です。

つまり、「売上のための売上」が会社の首を絞めていたのです。

この悪循環から抜け出すためには、どうすればいいのでしょうか?

 

まずは、これまでの「どんぶり勘定」や感覚を少しだけ横に置いてみてください。

過去の決算書や工事台帳から、案件ごと、あるいは取引先ごとの「粗利額」「粗利率」を数字で明確に出すことが第一歩です。

数字は決して嘘をつきません。

そして本当の数字が見えたら、次は「手放す(断る)勇気」を持つことです。

 

「この仕事を断ったら、売上がガクッと減ってしまうのではないか…」

 

その恐怖は痛いほどわかります。

しかし、利益の出ない売上をいくら積み上げても、会社に現金は残りません。

勇気を持って低採算事業から撤退する決断が、結果的に時間と労力に余白を生み出し、

適正価格で受託できる優良案件に集中できる「筋肉質な経営」へと会社を生まれ変わらせるのです。

 


 

とはいえ、 「長年の付き合いがある元請けの仕事を、いきなり断るなんてできない」

「そもそも、自社の正確な数字の出し方なんてわからない」

 

そう思われるのが普通ですし、現場を回しながら数字の管理まで社長お一人で抱え込むのは本当に大変なことです。

もし、「うちの会社の数字、本当のところはどうなっているんだろう?」と少しでも気になったら、

いつでもお気軽にご相談ください。

B2P・CONSULTINGでは、過去3期分の決算書や直近の月次試算表などを拝見し、

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まずは自社の現状を知るための健康診断のようなものだとお考えください。

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